大学在学中に妊娠。教員志望だった私が大学を中退した理由

妊婦さんがお腹を抱えている




大学3年の夏休み、妊娠発覚。

大学を辞めずに1年休学することもできましたが、結婚すると同時に大学を退学しました。

教師になる夢を諦め退学し、子供を育てることを選択した理由をお話しします。

私の夢

双葉の雲

①教師になりたい

私の進学した高校は生徒に真剣に向き合ってくれる先生方が多くいる学校でした。

おかげで、人並みに勉強もできるようになり、学校生活も楽しく過ごせました。

そんな体験から、私もその先生方のように生徒をサポートする側になりたいと思い、教員免許取得を目指して大学に進学することにしました。

 

大学に入学してからは、教職・教育に関する授業は取れるだけ全て取り、アルバイトは塾で小学生〜高校生に勉強を教えるなど、

教師になるために必要なスキル上げに力を入れていました。

 

教師の労働環境

大学に進学して、1年生のうちから教職に関する授業を取れるだけ取るようにしました。

おかげで単位は順調に取れましたが、授業を受ければ受けるほど、教員の労働環境の酷さを知るようになります。

 

ニュースで教師はブラック企業並に働いていると聞いてはいたものの、

大学の授業で実際に教師として働いていた人や、教育関係者の話を聞いて、教師の家族も大変な思いをしていることを知りました。

 

②幸せな家庭を築く

私には夢がもう1つありました。それは、自分の家庭を持つことです。

 

ちょっと複雑な家庭に生まれて、毎日暴力を振るわれたり、罵声を浴びせられたりして育ちました。

本当は優しいけれど、精神が不安定になってしまって暴れる母と、独身時代が長く妻の心を理解しようとしない父。仲の悪い2人を見ていて、辛い毎日でした。

 

子供の立場でしか両親を見ていなかったので、2人の不仲の本当の原因はわかりません。

でも、将来自分は「ただいま」と言われたら「おかえり」をちゃんと言う。

そんな幸せな家庭を築きたいと思っていました。

 

「教師の私」と「家庭での私」の両立

大学に入るまでは、教師になって、結婚して、ある程度仕事ができるようになったら産休を取って、

子供を産んで、育児をしながら職場復帰しようかな〜 とぼんやり考えていました。

 

しかし、大学に入って教職を取るうちに 教師の労働環境の実態と教師の家族の苦労を知り、

その酷い労働環境の中で「教師になること」と「幸せな家庭を築くこと」の両立私のキャパでは現実的に考えて不可能だと感じました。

 

どちらを優先するか

全く勉強のできなかった私が人並みに勉強もできるようになって、課外活動にも楽しく取り組むことができたのは、あの時の先生方のサポートがあってこそのものでした。

おかげで自信を持つことができるようになり、いろんなことにチャレンジするようになって人生を明るく過ごすことができています。

そんな先生たちのようになりたいと心から思っていました

 

ですが、教師になって誰かを助けることで、家庭がうまく回らないようであれば、

小さな頃からぽっかりと空いた私の心の穴を、いつまでも埋めることはできません

「幸せな家庭を築く」という夢は、何よりも大事な夢で、それを超えられるようなものは何もありませんでした。

 

だから、教師になることを諦めて「幸せな家庭を築く」という夢を叶えようと思いました。

 

大学卒業まで待てなかった理由

大学の卒業式

大学へ通う目的 ≠ 最終学歴:大卒

上でも述べたように、大学に進学したのは、教員免許を取得するためでした。

もし高校の時に美容師になりたいと思っていたら美容専門学校へ進んでいましたし、特にやりたいことがなければ就職するか、フリーターをしていたと思います。

 

教師になる夢を諦めた時、受けたい授業はもうほとんど受け終わっていたし、高い学費を払いながら大学で学びたいことなど特になくなってしまいました

子供ができていなければとりあえずそのまま大学に通っていたと思いますが、子供ができ、大卒をとるために大学へ行っていたわけではないので、退学しました。

 

身体の事

あまり詳しく書きませんが、うちはなぜか代々婦人科系の病気の多い家系でした。

私自身、現在重い病気にはなっていませんが、生理のたびに寝込むこと、身体がそんなに強くないことを考えると、

子供がほしいのなら、早めに子供をつくらないと、子供を産む前に子供を産めない身体になってしまうのではないかと思いました。

 

「思う」だけであって、将来的にそうなるなんて決まってはいません。そう診断されたわけでもありません。

でもそうなった時に誰が責任を取ってくれるのか。私の身体を知らない誰かが、なぜそうならないと断言できるのか

結局自分のことは自分で考えて決めるしかないのです。

 

なのでできるだけ早く、子供が欲しかったのです。

 

できちゃった婚?

妊婦のお腹

できちゃった婚というより、この言葉に似せて言うのならばつくった婚ですかね。

どういう意味なのかは考えてください。

だから、検査薬の陽性反応を見て、わかってはいたももの、驚きと、とても嬉しい気持ちになりました

それは彼(現旦那)も一緒でした。

 

順番にこだわりがなかった

説明が面倒なのと、短い表現方法がわからないので「子供ができたので大学を辞めた」と言っていますが、

正確には、「教師になる夢を諦めたので、自分の幸せな家庭を築くという夢を叶えるべく、子供を作り、子供ができたので大学を辞め、結婚しました。」というのが正しいです。

 

世間
じゃぁ結婚してから子供を作れやーい

っていうのが普通の意見なんでしょう。きっと。

 

夜景の見える綺麗なレストランでお洒落なプロポーズとか…されるんだったらされてみたかったですよ⁉︎笑

でも、元々結婚することが決まっていたので、「結婚してから子供を〜」という世間一般の順番へのこだわりが私にはありませんでした

 

「でき婚は迷惑・無責任・無計画」

でき婚に対する社会からのイメージはもちろん良くないです。

でき婚は迷惑で無責任。無計画感がある。」と他のブロガーさんからTwitter上で言われたこともあります。

その方は決して私を貶めるためにそんなことを言ったのではなく、私にもっと考える機会を与えるために言ってくれたのだと思います。

 

確かに私が妊娠・出産したことで、どこかで誰かに迷惑をかけたこともあるのかもしれません。

でも当時学生であった私が 結婚してから妊娠しても、妊娠してから結婚しても、もしくは卒業してから結婚して妊娠しようとも、誰かしらには迷惑をかけてしまっていたと思うのです。

 

妊娠するということは、普段通りの動きができなくなるということ。

それまで役割を持ってやっていたことが、1人分空いてしまうのはでき婚でもそうでなくても同じです。

 

また、「でき婚」と一言で言っても、100組のカップルのでき婚には100通りの事情と考えがあると思うのです。

だから、あなたの知り合いの「でき婚」と、私の「でき婚」を同じに見ないでほしいのです。

 

でき婚を推奨しているわけではない

これはとても大事なこと。でき婚を推奨しているわけではないです。

子供ができて逃げる人もいれば、うまくいかなくて堕ろしてしまう人もいる。離婚率が高いのも事実です。

 

でも私たちの場合は当時もう結婚することを決めていて、彼は社会人で、一緒に住む家を探しているところでした。

子供も欲しかった。だから、順番にこだわりがなかったというだけです。

 

でき婚でもでき婚でなくても、大事なのは結婚した後・子供を産んだ後なのです。

どの家庭も、今とこれからをしっかりと生きることが大事だと思っています。

 

コンプレックス

横を向く女性の影

いま 保活のためにハローワークでフルタイムの就職先を色々と眺めていると、

「学歴:大卒以上」の条件のものは結構多く、大卒があればこんな仕事もできるんだなぁと思ったりもします。

それでも大卒でないと仕事がないわけではないので、そこまで困ってはいません。大卒を得られなかったことに後悔はありません

 

しかし、学生のうちに妊娠して退学。現在専業主婦なので、学生時代のアルバイト以外で社会経験がないことには やはりコンプレックスを感じています

 

大人と話していると、こんな考えがあるのか・そんなことも知っているのかと思わされます。

学生から専業主婦になった自分が将来そんな大人たちと同じようになれるのか、不安でもあります。

 

また、自分に向けられていなくとも、でき婚が嫌い』という言葉に心が痛みます

そんな時、朝子さん(@asaasakotow)の言葉で心が少し軽くなりました。

私と同じように大学を中退して子供を産んだ人だけでなく、学生で結婚した人や、シングルで子供を産んだ人も、この朝子さんの言葉に救われる人は多いのではないかと思います。

 

自分で気づくことも多いくらい、社会的なことに関してまだまだ未熟です。

感謝の気持ちを忘れずに、母として大人として、毎日1つずつ成長していきたいと思います。

 







コメントを残す